こんにちは、早川です。
暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
旅行から帰ってきて3週程経ちます。
記憶が薄れてきそうなのでこの辺で書いときます!!
シカゴに到着したのは7/4。
アメリカは独立記念日です。
今回の旅の目的、
グレイトフルデッドのショーは3daysで
7/3・4・5でした。
今回の会場はソルジャーフィールド。
NFLシカゴベアーズの本拠地です。
1日の観客数はおよそ7万人。
3daysで21万枚ものチケットが販売されました。
が、発売開始数分でsold out。
アメリカではチケットの再販市場(転売)があり、
1公演72ドル(約8600円)のチケットが
発売翌日に*10万ドル(約1200万円)
販売されており物議を醸していました。
*価格は3日通し券です。
僕が気がついた時にはチケットの販売は
とっくに終わっていて再販市場で買おうかな?
と思っていました。
しかし、
上記の通りチケットの価格は高騰していましたし
デッドヘッズ(古参のファン達)は転売ではなく
物々交換や額面上通りの金額で
やり取りをしているというのを聞いて
『まぁ、行けば何とかなるだろう!』
と、行き当たりばったりで旅をスタートさせました。
この選択が後の奇妙な体験に繋がります。
舞台は7/4 独立記念日のシカゴからスタートです。
サンフランシスコと明らかに雰囲気が違います。
意外と知られていませんが、
シカゴはアメリカ第3の都市。
Big Cityです。
会場までの道中。
それっぽい人がちらほら。
今回の会場となったソルジャーフィールドの向かいの建物、
フィールド博物館。
6/28〜7/5までグレイトフルデッド展を開催していました。
次にでてくる写真のT・REXとコラボしてます!
この絵はスタンリー・マウスというデッドのアルバムの
アートワークなどを担当した人の描き下ろしです。
T・REXの化石。
すごい迫力!!
ジェリーのギター
通称”tiger”
画像の扇子、自作です(笑)
『I NEED A MIRACLE』
奇跡よ起これ!という意味で
チケットのない人たちは人差し指を立てて
叫んでいます。
僕が会場に着いた時にはすでにたくさんの人が
I NEED A MIRACLE って叫んでました。
みんな行き当たりばったりすぎでしょ^^;
この倍率の中、日本人の僕が
勝ち抜くために考えたのが『扇子』
漢字好きの外国人にはたまらない仕様になってます(笑)
しかし、
たまに声をかけてくる人はいるものの
『それは売ってるのかい?』
とか、
『綺麗な扇子だ、売ってくれ!』
とか、
『いくらなら売ってくれるんだ?』
僕の答えは、
『NOT FOR SALE!』
この辺りからかなり焦ってきました。
ミラクルなんて起きる気配はないし、
ダフ屋もいないし。
さらに人ごみに弱い友人は暑さもあってギブアップ寸前。
仕方がないので別行動でチケットを探します。
友人は野球を観に行ってしまいました。
僕も負ける事なく扇子で戦いますが
この時点でPM6:00。
コンサート開始まであと1時間。
刻々と時間だけが過ぎていき、
ついにコンサートが始まってしまいました。
相変わらず話しかけてくるのは
変わった人ばかり。
でもみんなすごく優しいので、
『チケット持ってる奴がいたらお前に教えてやるよ!』
と励ましてくれたり。
ほとんど音漏れのない会場。
コンサート開始から1時間。
諦めて帰ろうと思ったその時、
なぜか大喜びしている集団を発見。
待っていたチケットが届いた!
そんな感じでした。
しばらくその光景を見ているとある事に気がつきました。
詳細は割愛しますが、
気がつくと
とても怪しい事になってます(笑)
少しだけでも中に入りたいのでついていきます。
そしてついに!
潜入成功!
ミラクルと言ってもいいかもしれません!!
会場の中は別世界。
感動です。
デッドのショーは2セット構成で、
SET1 →休憩 → SET2 → アンコール
こんな感じです。
僕が入ったのは丁度SET1の最後だったので
ここから30分ほど休憩。
興奮冷めやらぬ僕は会場内を詮索。
車いすの人のためのブース。
みんなの親切です。
キラキラしてる人たち。
少し話をして仲良くなったので扇子をプレゼントすると
めちゃくちゃ喜んでたルックとスティーブン。
見渡す限り人、人、人。
ライトアップがアメリカショービジネスのレベルの高さを
感じさせます。
夢のような時間でした。
一曲、一曲に感動してめちゃくちゃ疲れました(笑)
花火もど迫力です!!
こんな素晴らしい体験をさせてもらって
本当に感謝です。
この経験を糧に明日からもがんばります^^
ps
ちなみにイチローを見に行った友人、
2日間観戦したのですが全く見れず。
ミラクルはなかなか難しいです。